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2011年01月23日 先月分までの収支報告

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どうも「病院」とか「医者」と聞くとことごとく相性の悪いtibです。またもや病院でおバカなやりとりをしてしまいました。...今回の舞台は眼科です。

医師:「はい、どうなさいました?」
私:「え〜と、写真を撮ったときにストロボで目が眩む事ってありますよね?まぁ普通は数分もあれば元通りに戻りますけど、あれがもう何日も続いているような状態なんです。...いや、別に写真を撮ったわけじゃないんですけど。」
医師:「はぃはぃ、じゃちょっといくつか検査してみましょうね。」

で、4〜5種類くらいの検査を受けさせられて、戻ってきました。

医師:「まず、『両目に緑内障、それに左目に中心性漿液性網脈絡膜症』がありますね。」
私:「緑内障はなんとなく知ってますが、もうひとつの早口言葉みたいなのはなんですか?」
医師:「えぇ、『ちゅうしんせいしょうえきせいもうみゃくらくまくしょう』って言いましてね、...あ、『中心性漿液性網膜脈絡症』ということもあるんですけどね。」

...えーと、今の2つの名前のどこが違ったのかすらわかりません。

医師:「早い話が『網膜剥離の一種』です。」

網膜剥離!? 私、別にボクサーじゃないんですけど。

医師:「確かに網膜剥離はボクサーがかかる病気というイメージが強いですけど、結構素人の方でもなるんですよ。普通に喧嘩して殴られたとか、スキーでデコボコの多いところを滑ってきたとか、道路工事をしていたとか。」
私:「いやいや、私そのどれもやってないです。」
医師:「でしょうね。中心性漿液性網脈絡膜症はそういう『強い衝撃を受けることがない人でもかかるタイプの網膜剥離』なんです。」
私:「...どういうことでしょう?」
医師:「まず、眼の構造から説明しますと、眼球がこうあって、眼底に網膜が張り付いてますよね? そして視神経に繋がって脳に信号が送られる。」

はい、そこまでは知ってます。

医師:「よくいう網膜剥離と違って、眼球の何処かに穴が開いて、そこから水が流れこんで、眼底と網膜の間に入り込んで、水ぶくれのような感じに網膜を押し上げちゃうんです。で、その水ぶくれの部分は眼底と網膜がピッタリくっついていない状態になるので、見えなくなる。これが『漿液性』。」

ほうほう、「漿液」ってのは血漿かなんかですか。

私:「で、治るんですか?」
医師:「要は穴を塞いでこれ以上漿液が流れこんでこないようにして、たまった漿液を抜けばいいんです。」
私:「えーと、網膜と眼底の間に貯まった水を抜く...ってのはどうやって?」
医師:「今はレーザーメスで処置するケースが主流です。チャチャッとすぐ済んじゃうような手術です。ただ、」

きた!私を不安にさせる一言、「但し」。ただ、なんです?

医師:「あなたの場合、問題の穴が眼底の、かなり真ん中にあるんですよ。それが『中心性』。」
私「それはどういうことでしょう?」
医師:「レーザーメスで穴を焼こうとすると、そのままレーザーが視神経まで焼ききってしまう可能性が高いということです。」

え?それは...、手術をしたがために失明する、ということじゃないですか!レーザー以外の方法はないんでしょうか?

医師:「『アバスチン注射』という方法があります。」
私:「注射?...まさか注射器で貯まってる漿液を抜くってことですか?」
医師:「まぁ簡単にいえば。」

やだやだ。普通の、腕にする注射だって嫌いなのに、眼球にだなんて!しかもそれ、表面にプスッと刺すわけじゃないですよね?眼底に届くまでズブズブッと刺すわけですよね?怖い怖い!...しかもそれだって、ちょっと私が動いたり先生の手元が狂ったりしたら視神経までズブズブッといっちゃう、ってことですよね?

医師:「えぇ、手術による失明リスクは変わりません。ですから、医師の本音としては出来る限り手術は避けたいんです。でも今以上に悪くなるようなら、私は覚悟を決めてレーザーやりますよ。」

いやいや、いくら先生が覚悟を決めたところで私の覚悟が決まりませんって。

私:「あのぉ...、もう少し穏やかな方法ってないんでしょうか?」
医師:「それだと飲み薬になりますね。」

あるんじゃん!! ぜひそれで。

医師:「ただね、薬と言ってもこの病気を治す薬というわけじゃないんですよ。血流を良くするとか、炎症を抑えるとか、むくみを取るとか。あくまで患者さん本人の治癒力をサポートする、という程度のものと考えてください。間接的な治療になりますので、人によっては効果が現れにくかったり、まったく効かないこともありえます。それに、人によっては痒みや痺れといった副作用が出ることもあります。」

副作用?いいじゃないですか。それで手術を避けられるんなら。

...というわけで薬を飲み始めることになりました。幸い痒みも痺れも出ませんでしたが、その代わり一日中気持ち悪い。吐き気で目が覚め、寝るまで吐き気との戦い。

それを2ヶ月半続けて、大分回復してきました。今はもう「フラッシュを焚かれたような感じ」はほとんどありません。眼球の断層写真ではまだわずかに水ぶくれが残っているのが見えますが、医師の目視による検査では見つけられないくらい小さなものになっているとのことです。もう気持ち悪くなる薬も飲まなくてよくなりました。ただ、これは再発しやすい病気なんだそうで、気になる症状が現れたらすぐに病院に来なさい、と脅されています。

そんなわけで、なるべく目に負担をかけないようにPCの使用は必要最低限に抑えてました。皆さんご心配おかけいたしました。



さて、前振りが長くなってしまいましたが、先月までの収支報告です。

2010年10月分
収入 支出
総計:-1,891
先月までの収入 ¥45,301 先月までの支出 ¥47,600
amazon (4件) ¥349    
楽天市場(1件) ¥58
合計 ¥45,709 合計 ¥47,600

 

2010年11月分
収入 支出
総計:-1,891
先月までの収入 ¥45,709 先月までの支出 ¥47,600
amazon (0件) ¥0    
楽天市場(0件) ¥0
合計 ¥45,709 合計 ¥47,600

 

2010年12月分
収入 支出
総計:-1,811
先月までの収入 ¥45,709 先月までの支出 ¥47,600
amazon (0件) ¥0    
楽天市場(1件) ¥80
合計 ¥45,789 合計 ¥47,600

アフィリエイトにご協力下さった方々、ありがとうございます。

それにしてもなんで私の面倒をみる医師達はこうネタになりやすいんだろう?
 

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これまでに寄せられたコメント

眼を使うのが日常な生活の中で大変ことが起きていたのですね
なんと声かけていいかわからず読んでいました、ら
大変なことを重い話をこうあっさりと書かれてしまうとえっ〜!て感じになるところを感じさせないのがtibさんらしくて・・・先生との掛け合いが、重い話なのをクスッとさせて不謹慎にも笑ってしまいました すみませんです

先日、自身にも医者に行き似たような先生との掛け合いがありました(笑) 医師も日頃何十人もの患者診てるんだとはおもいますよ でもね事務的、流れ作業的にというかあっさりしすぎです。といいたくなるときがあります
医師としての最善の仕事をこなしてるのはわかりますが・・・少しは温かい言葉かけてほしいっていいたかったです 

tibさんが年賀の写真今年初の写真をこの一月に出せたのが・・・とありましたね   tibさんにとっていい一年になりますように祈ります

ここにくる皆さまにとってもいい一年になりますように・・・

By エメロン : 2011年01月25日 11:04

いやはや、ビックリです。
とりあえず、薬で治まりつつあるようで、何よりです。
無理しないでくださいね。

By かに座のルビー : 2011年01月28日 20:50

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